飼いはじめから幼少期の注意
新しい環境に慣れさせるのが第一
飼い始めた直後は、家族のかまい過ぎでペットが睡眠不足になってしまうことがあります。
特に子犬を飼い始めてしばらくの間は環境が変わり、精神的・肉体的ストレスが重なって最も体調を崩しやすい時期。
単純な疲れが原因であった場合も、対応が不充分だと重症に陥ることもあるので注意が必要です。
迎えてしばらくは、環境に慣れさせることを第一に考えて、寝ている時は邪魔をせずたっぷり眠らせてあげましょう。
自分から寄ってきた時は優しくなでて、安心させてください。
しつけ
夜泣き
飼い始めたばかりの犬や子犬は、寂しさからしばらく夜泣きをします。十分眠れず体調を崩すこともあるので、新しい環境に慣れるまでの間は、眠るまでそばについていてあげましょう。
寂しがらないように、お湯を入れたペットボトルなどバスタオルでくるんでハウスに入れるのも良いでしょう。
トイレのしつけ
トイレのしつけは、家に迎えたその日から行います。しかし、間違った場所で排せつしても叱ったりするのはやめましょう。
恐怖で排せつ行為に不安を感じ、隠れて行う可能性も出てくるからです。
ポイントとして4つあげられます。
●POINT.01 眠る場所とは別にトイレを設置
自分の眠る場所での排せつを本能的に嫌うので、寝床とトイレはきちんと別にして設置すること
●POINT.02 トイレタイムに誘導する
目を覚ました時、食事や水を飲んだ後、元気いっぱいに遊んだ後が主なトイレタイムです。
また他の部屋から戻った時に排せつする子もいます。それを考慮して、飼い主がその都度にトイレの場所まで誘導しましょう。
●POINT.03 トイレを探すしぐさを見たら誘導する
嗅いで部屋の隅に行ったり、くるくる回りながらお尻を突き出すポーズや、お尻を床にくっつけるポーズを見せたら「待って!」をかけて、素早くトイレに連れて行き、優しく排せつを促します。
●POINT.04 正しい場所で排せつしたらほめる
誘導を繰り返すうちに、徐々にトイレの場所を覚えるようになります。
正しい場所で排せつしたら、ほめておやつを与えるようにすると、子犬も「ここで排せつをすることは良いこと」だと覚えるようになります。
ペット保険について
ペットには、人と違い公的な健康保険の制度がありません。
ですから当然、治療費は全額自己負担です。
ペット保険を利用することで、金銭的不安を感じることなく、気軽に動物病院へ足を運ぶことが可能になりました。
そんな事から、犬を飼い始めた方たちも、ペット保険への関心が高まってきています。
今ではあらゆる保険会社に、ペット保険が組まれています。
ペット保険の保険金は「動物病院が請求するタイプ」と「自分で請求するタイプ」の2種類があります。動物病院がするタイプは、私たちの健康保険と同じように負担割合分だけ払えばOK。自分でするタイプは、最初に全額を払って後から保険金が振り込まれるスタイルです。自分でするタイプが多くを占めています。
なぜならば、提携病院だけしか使えない「病院請求タイプ」に対して、どこの動物病院で診療しても保険金がおりる「自分請求タイプ」の方が使い勝手がずっと良いから。
領収書を送る手間がありますが、どこの動物病院でも使えるのはメリット大きいです!
なので、選ぶなら「自分請求タイプ」の動物病院がオススメです。
ペットショップからの購入の場合はショップ側で提携されている保険会社があります。購入前にショップ側に保険内容等の確認をする事をおススメします。